お知らせ

 東京工業大学・社会情報流通基盤研究センター(センター長 大山永昭特命教授)は、令和4年4月27日(水)、「第10回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム」をオンラインで開催し、130名余りの方々にご参加いただきました。

 今回のシンポジウムでは、発行が加速するマイナンバーカードの今後の利用促進と私たちを取り巻く情報を安心して流通させるための基盤構築の必要性を見据え、「マイナンバーカードと社会情報流通基盤の今後を見通す」をテーマに開催しました。開会挨拶、「当センターの活動概要とシンポジウムのねらい」の紹介に続き、マイナンバーカードや社会情報流通基盤に関する政策に携わる政府関係者による講演、当センターの近年における研究成果の報告を行いました。

 当日の講演資料は、写真下の各演題をクリックすることでご覧いただけます。


大竹尚登
東京工業大学科学技術創成研究院長 教授

開会挨拶

大山永昭
東京工業大学社会情報流通基盤研究センター長 特命教授

ASIST研究活動の概要
~行政情報システムの調達手法の改善 II~

小尾高史
東京工業大学社会情報流通基盤研究センター 准教授

本人限定情報開封機能の導入に向けて

庭野栄一
東京工業大学社会情報流通基盤研究センター 特任准教授
日本電信電話株式会社 NTTリサーチプロフェッサー

IoTセキュリティ~セキュアコンポーネントの潮流

 多くのご参加を賜り、誠にありがとうございました。

 東京工業大学は、『第10回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム ~マイナンバーカードと社会情報流通基盤の今後を見通す~』を以下のとおり開催いたします。

■日時: 令和4年(2022年)4月27日(水)13:30~16:30 予定

■オンライン開催(Zoom)

■参加費: 無料

■主催: 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

■趣旨:

 科学技術創成研究院は、新たな研究領域の創出、異分野融合研究の推進、人類社会の問題解決、産学連携強化及び将来の産業基盤の育成を使命として、2016年4月に創設されました。

 社会情報流通基盤研究センター(センター長:大山 永昭特命教授、Advanced Research Center for Social Information Science and Technology、通称ASIST)では、2009年12月から、情報通信技術(ICT)の活用による社会的課題解決を目的として、行政機関や医療機関等が保有・管理している個人情報等を本人が自ら必要に応じて安全かつ確実に取得・確認・利活用するための社会情報流通基盤の構築に向けた研究開発に取り組むとともに、関係する行政機関等に対して政策提言を行っています。

 当センターの活動に関連する政策動向として、受益と負担の均衡のとれた社会保障制度の実現を目的として成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の施行により、2016年1月、公的個人認証サービスを利用するための電子証明書を搭載したマイナンバーカードの交付が開始されました。

 政府は、2020年12月に閣議決定された「デジタル・ガバメント実行計画」に従い、行政のデジタル化を強力に推進するとしています。マイナンバーカードの交付枚数は、2022年3月1日現在、約5,376万枚、人口に対する割合は42%を超え、2022年末には、ほぼ全国民にマイナンバーカードが行き渡ることを目指すとしています。また、マイナンバーカードの利用について、健康保険証としての利用、運転免許証との一体化による利活用拡大や、マイナンバーカード機能のスマートフォンへの搭載を図る等、国民の利便性を高める取組を推進するとしています。2021年9月には、政府内にデジタル庁が設置され、このような取組の推進も任務とされています。行政事務の効率化、国民の利便性の向上及び公平・公正な社会の実現に向けて、社会生活の多くの場面で公的個人認証サービス及びマイナンバーカードの利用が今後一層進むことが期待されています。

 こうした認識の下、今回のシンポジウムでは、政府や団体の方々から最新の動向や取組についてご紹介いただくとともに、当大学での研究の成果について紹介し、今後の方向性を展望します。

■プログラム:(敬称略)

13:30~13:35 開会挨拶
 大竹 尚登 東京工業大学 科学技術創成研究院長 教授

13:35~13:55 シンポジウムのねらい
 大山 永昭 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター長 特命教授

13:55~14:35 【基調講演1】政府における取組(1)
 上仮屋 尚 氏 デジタル庁 参事官
 「マイナンバーカードの機能のスマートフォン搭載に向けた取り組み及び国民向けサービスに関する取り組み」

14:35~15:05 【基調講演2】政府における取組(2)
 吉本 和彦 氏 地方公共団体情報システム機構 理事長
 「安心できるデジタル社会に向けたJ-LISの取り組み ~「いつでも、どこでも」から「誰でも」の世界へ~ ~トラストアンカーとしての安全保障への取り組み~」

15:05〜15:20 休憩

15:20~15:50 社会情報流通基盤研究センターの取組(1)
 小尾 高史 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター 准教授
 「本人限定情報開封機能の導入に向けて」

15:50~16:20 社会情報流通基盤研究センターの取組(2) 
 庭野 栄一 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター 特任准教授、日本電信電話株式会社 社会情報研究所 リサーチプロフェッサ
 「IoTセキュリティ~セキュアコンポーネントの潮流」

16:20〜16:25 閉会挨拶
 大山 永昭 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター長 特命教授

16:30 閉会

※ 講演者・演題等は変更される場合がありますので、予めご了承願います。

■参加申込み方法:

 ①シンポジウム参加申し込みページ(下記をクリック)より申し込みいただくか、②電子メールをシンポジウム事務局あてお送りください。(申込締め切り:4月26日(火))
<シンポジウム参加申し込みページ>
 https://www.t2form.titech.ac.jp/sv/875154?lang=ja

※ Gmailメールアドレスで登録の場合、受付メールが正しく送信できない場合があります。可能の限り、Gmail以外のメールアドレスでの登録をお願いします。

<電子メールでの申し込み>
 ・記載事項: [1]氏名 [2]所属企業・機関名 [3]メールアドレス
 ・メールの件名:「ASISTシンポジウム申し込み」
 ・送信先アドレス: asistsympo-q”atmark”asist.iir.titech.ac.jp

 但し、定員となり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。
 使用するオンライン会議システムは「Zoom」を予定しています。参加用URLは申込時に登録いただいたメールアドレスあてにお知らせする予定です。

■お問合せ先:

 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター
 E-mail: asistsympo-q”atmark”asist.iir.titech.ac.jp
 電話:045(924)5177





東京工業大学・社会情報流通基盤研究センター(センター長 大山永昭特命教授)は、平成31年4月19日(金)、大岡山キャンパスのデジタル多目的ホールにて「社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム」を開催し、120名余りの方々にご参加いただきました。

今回のシンポジウムでは、公的個人認証サービス及びマイナンバーカードの利用促進が期待される我が国の情報基盤整備状況を鑑み、「公的個人認証サービス及びマイナンバーカードが作る新しい社会」をテーマに開催しました。開会挨拶、「当センターの活動概要とシンポジウムのねらい」の紹介に続き、公的個人認証サービスの利活用に関する政策に携わる政府関係者による講演、当センターの平成30年度における研究成果の紹介等が行われました。

当日の講演資料は、写真下の各演題をクリックすることでご覧いただけます。

小山 二三夫
科学技術創成研究院長

開会挨拶

大山永昭
社会情報流通基盤研究センター長

ASIST研究活動の概要と
シンポジウムの狙い

樽見 英樹 厚生労働省 保険局長

医療保険のオンライン資格確認

吉川 浩民 総務省 大臣官房審議官

公的個人認証サービス及びマイナンバーカード
を巡る最新の動向

増谷 正人 次世代カードシステム研究会
(NICSS)PKI-WG 主査

次世代カードシステム研究会(NICSS)
PKI-WG活動紹介

小尾 高史 東京工業大学
社会情報流通基盤研究センター 准教授

公的個人認証サービスによる
電子利用者証明の民間利用拡大に向けて

福田 賢一 東京工業大学
社会情報流通基盤研究センター 特任教授

自動車検査証の電子化を巡る動向

 

 

120名余の方にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。

 

 

東京工業大学は、『第9回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム ~公的個人認証サービス及びマイナンバーカードが作る新しい社会~』を以下のとおり開催いたします。

■日時: 平成31年4月19日(金)13:30~16:30 予定 (受付:12:30~)

■会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール

http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html

     (20番の建物の2階に西9号館の玄関があります。)

     アクセス http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html

■参加費: 無料

■主催: 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

■趣旨:

科学技術創成研究院は、新たな研究領域の創出、異分野融合研究の推進、人類社会の問題解決、産学連携強化及び将来の産業基盤の育成を使命として、2016年4月に創設されました。

社会情報流通基盤研究センター(センター長:大山永昭特命教授、Advanced Research Center for Social Information Science and Technology)では、2009年12月より、情報通信技術(ICT)の活用による社会的課題解決を目的として、行政機関や医療機関等が保有・管理している個人情報等を本人が自ら必要に応じて安全かつ確実に取得・確認・利活用するための社会情報流通基盤の構築に向けた研究開発に取り組むとともに、関係する行政機関等に対して政策提言を行っています。

当センターの活動に関連する政策動向として、受益と負担の均衡のとれた社会保障制度の実現を目的として成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」の施行により、平成28年1月、公的個人認証サービスを利用するための電子証明書を搭載したマイナンバーカードの交付が開始されました。公的個人認証サービスについては「電子署名」機能に加え「電子利用者証明」機能が追加され、その検証者の範囲が従来の行政機関等に加え総務大臣が認定する民間事業者も含まれることとなりました。

現在、マイナンバーカードの交付枚数は1,500万枚を超え、医療保険におけるオンライン資格確認システムの導入に向けた検討が進むなど政府において様々な取組が行われています。行政事務の効率化、国民の利便性の向上及び公平・公正な社会の実現に向けて社会生活の多くの場面で公的個人認証サービス及びマイナンバーカードの利用が今後一層進むことが期待されています。

こうした認識の下、今回のシンポジウムでは、政府や団体の方々から最新の動向や取組についてご紹介いただくとともに、当大学での研究の成果について紹介し、今後の方向性を展望します。

■プログラム:(敬称略)

13:30~13:35 開会挨拶

小山 二三夫 東京工業大学 科学技術創成研究院長 教授

13:35~13:55 シンポジウムのねらい

大山 永昭 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター長

特命教授

13:55~14:25 【基調講演1】政府における取組(1)
樽見 英樹 氏 厚生労働省 保険局長
「医療保険のオンライン資格確認(仮称)」

14:25~14:55 【基調講演2】政府における取組(2)

吉川 浩民 氏 総務省 大臣官房審議官
「公的個人認証サービス及びマイナンバーカードを巡る最新の動向」

14:55〜15:10 休憩

15:10~15:35

増谷 正人 氏 次世代カードシステム研究会(NICSS)PKI-WG 主査

「次世代カードシステム研究会(NICSS)PKI-WG活動紹介」

15:35~16:00 

小尾 高史 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター 准教授

「公的個人認証サービスによる電子利用者証明の民間利用拡大に向けて」

16:00~16:25 

福田 賢一 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター 特任教授

「自動車検査証の電子化を巡る動向」

16:25〜16:30 閉会挨拶

大山 永昭 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター長

特命教授

16:30 閉会

※ 講演者・演題等は変更される場合がありますので、予めご了承願います。

■参加申込み方法:

①シンポジウム申し込みページ(下記をクリック)より申し込みいただくか、②以下の要領で電子メールをシンポジウム事務局あてお送りください。(申込締め切り:4月17日(水))

https://form.gsic.titech.ac.jp/asist/sympo/entries/new

但し、定員となり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。

<電子メールでの申し込みの場合の要領>

・記載事項: [1]氏名 [2]所属企業・機関名 [3]メールアドレス

・メールの件名:「ASISTシンポジウム申し込み」

・送信先アドレス: asistsympo-r”atmark”isl.titech.ac.jp

■お問合せ先:

東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

電話:045(924)5177 E-mail: asistsympo-q”atmark”isl.titech.ac.jp

東京工業大学・社会情報流通基盤研究センター(センター長 大山永昭教授)は、平成30年4月20日(金)、大岡山キャンパスのデジタル多目的ホールにて「社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム」を開催し、150名余りの方々にご参加いただきました。

今回のシンポジウムでは、今後一層、利活用の場が広がることが期待される公的個人認証サービスに着目し、「公的個人認証サービスが作る新しい社会」をテーマに開催しました。開会挨拶、「当センターの活動概要とシンポジウムのねらい」の紹介に続き、公的個人認証サービスの利活用に関する政策に携わる政府関係者による講演、当センターの平成29年度における研究成果の紹介等が行われました。

当日の講演資料は、写真下の各演題をクリックすることでご覧いただけます。

小山 二三夫
科学技術創成研究院長

開会挨拶

大山永昭
社会情報流通基盤研究センター長

ASIST研究活動の概要と
シンポジウムの狙い

長岡 丈道 総務省自治行政局
住民制度課課長補佐

公的個人認証サービス及び
マイナンバーカードを巡る最新の動向

渋谷 闘志彦 総務省情報流通行政局
情報流通高度化推進室長

「医療・介護・健康×ICT」政策の
最新動向と公的個人認証サービス
の活用

小尾 高史 東京工業大学
科学技術創成研究院 准教授

公的個人認証サービスによる
電子利用者証明の民間利用拡大
に向けて

中嶋 秀樹 一般財団法人ニューメディア
開発協会 理事

医療保険資格確認と受診記録生成
を行うスマート端末の開発

(デモンストレーション概要紹介)

中村 美絵 東京工業大学
科学技術創成研究院 研究員

公的個人認証サービスを活用した
服薬管理の検討

内田 享佑 東京工業大学
科学技術創成研究院 共同研究員

本人確認書類に有用な
券面セキュリティ設計の分析と提案

一般財団法人ニューメディア開発協会
デモ展示の様子

「医療保険資格確認と受診記録生成
を行うスマート端末デモ」

 

150名余の方にご来場いただきました。
誠にありがとうございました。

 

 

 

東京工業大学は、『第8回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム ~公的個人認証サービスが作る新しい社会~』を以下のとおり開催いたします。

■日時: 平成30年4月20日(金)13:30~16:30 予定 (受付:12:30〜)

■会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール

http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html

(20番の建物の2階に西9号館の玄関があります。)

アクセス http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html

■参加費: 無料

■主催: 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

■趣旨:

東京工業大学は、平成21年12月、情報通信技術(ICT)を活用して社会的な課題解決を図ることを目指した研究及び政策提言を行うことを目的として、旧ソリューション研究機構の下に社会情報流通基盤研究センターを設置しました。当センターは、平成28年4月1日から旧ソリューション研究機構等を発展的に再編して発足した科学技術創成研究院の下に置かれ、研究を実施しています。

当センターの活動に関連する政策動向として、受益と負担の均衡のとれた社会保障制度の実現を目的として成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」及び関連法案の施行により、平成28年1月、公的個人認証機能が実装されたマイナンバーカードの交付が開始されました。公的個人認証サービスについては「電子署名」機能に加え「電子利用者証明」機能が追加され、その検証者の範囲が従来の行政機関等に加え総務大臣が認定する民間事業者も含まれることとなりました。このため、医療等分野を含む様々な分野において公的個人認証サービスの利活用が期待されており、総務省を中心に様々な実証実験が実施されています。また、医療等分野においては、政府において医療保険におけるオンライン資格確認システムの導入に向けた検討等が進められています。

こうした認識の下、今回のシンポジウムでは、政府関係者から最新の動向についてご紹介いただくとともに、当大学での課題解決のための研究の成果について紹介し、今後の方向性を展望します。

■プログラム:(敬称略)

13:30~13:35 開会挨拶(5分)

小山 二三夫 東京工業大学    科学技術創成研究院長    教授

13:35~13:55 シンポジウムのねらい(20分)

大山 永昭 東京工業大学    科学技術創成研究院    社会情報流通基盤研究センター長    教授

13:55~14:55 政府における取組(各30分×2名)

長岡 丈道 氏 総務省    自治行政局    住民制度課課長補佐

「公的個人認証サービス及びマイナンバーカードを巡る最新の動向」

【概要】公的個人認証サービス及びその機能が搭載されているマイナンバーカードを巡り、様々な施策が展開されつつある。インターネット上での個人認証基盤が大きな意義を果たす超スマート社会(Society5.0)を目指し、国・地方又は官民を通じて広がる取組みの最新動向を紹介する。

渋谷 闘志彦 氏 総務省    情報流通行政局    情報流通高度化推進室長

「「医療・介護・健康×ICT」政策の最新動向と公的個人認証サービスの活用」

【概要】ネットワーク化による患者情報等の共有・活用、医療等データの利活用など総務省が進める「医療・介護・健康×ICT」政策の最新動向について、公的個人認証サービスの活用を促進するプロジェクトを中心に紹介する。

14:55~15:15  東京工業大学における研究成果①(20分)

小尾 高史 東京工業大学    科学技術創成研究院
未来産業技術研究所 兼 社会情報流通基盤研究センター    准教授

「公的個人認証サービスによる電子利用者証明の民間利用拡大に向けて」

【概要】公的分野では、健康保険のオンライン資格確認時に代表されるように電子利用者証明機能の利用検討が広く進められているが、民間分野においては証明書のシリアル番号管理等の課題から限定的な利用検討に留まっている。本発表では、プラットフォーム事業者等の提供サービス拡大による民間利用拡大に向けたID管理技術等の検討内容を紹介する。

15:15~15:25  デモンストレーション・展示概要紹介(10分)

中嶋 秀樹 氏 一般財団法人ニューメディア開発協会    理事

「医療保険資格確認と受診記録生成を行うスマート端末の開発」
【概要】公的個人認証サービスを用いたオンライン医療保険資格確認の導入が進められている。再診時の資格確認をオフラインでも可能にするとともに、公的個人認証サービスの特定機関認証を用いて証跡性のある受診記録情報を生成する仕組みを市販のスマートフォン上に実装したので、紹介する。

15:25〜15:45 休憩

15:45~16:25  東京工業大学における研究成果②(各20分×2名)

中村 美絵 東京工業大学    科学技術創成研究院    社会情報流通基盤研究センター    研究員

「公的個人認証サービスを活用した服薬管理の検討」

【概要】重複処方や残薬が社会問題となっている。関係省庁・機関で、電子処方箋の運用が検討されている中、今回、公的個人認証サービスを用いた「処方・調剤・内服」に関する情報を生成、管理することで、これらの問題の解決に資する仕組みの検討を行ったので紹介する。

内田 享佑  東京工業大学    科学技術創成研究院    社会情報流通基盤研究センター    共同研究員

「本人確認書類に有用な券面セキュリティ設計の分析と提案」

【概要】公的個人認証サービスの民間への利用拡大等により、非対面取引においても確実な本人確認を可能とする基盤が整備されつつある。その一方で、なりすましによる犯罪被害は近年、過去最高水準を示している。そこで、本人確認書類の偽変造対策に着目し、券面に付与可能な偽変造対策技術について分析を行った結果から、有用な券面セキュリティ設計について提案する。

16:25〜16:30 閉会挨拶

大山 永昭 東京工業大学    科学技術創成研究院    社会情報流通基盤研究センター長    教授

16:30 閉会

※ 講演者・演題等は変更される場合がありますので、予めご了承願います。

■参加申込み方法:

①シンポジウム申し込みページより申し込みいただくか、②以下の要領で電子メールをシンポジウム事務局あてお送りください(申込締め切り:4月18日(水))

但し、定員となり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。

<電子メールでの申し込みの場合の要領>

・記載事項: [1]氏名 [2]所属企業・機関名 [3]メールアドレス

・メールの件名:「ASISTシンポジウム申し込み」

・送信先アドレス: asistsympo-r”atmark”isl.titech.ac.jp

■お問合せ先:

東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

電話:045(924)5177 E-mail: asistsympo-q”atmark”isl.titech.ac.jp

 

 

東京工業大学・社会情報流通基盤研究センター(センター長 大山永昭教授)は、平成29年4月25日(火)、大岡山キャンパスのデジタル多目的ホールにて「社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム」を開催し、158名余りの方々にご参加いただきました。

今回のシンポジウムでは、医療等情報の利活用への関心が高いことを踏まえ、「マイキーくんがつなぐ医療情報」をテーマとしました。開会挨拶、当センターの活動概要とシンポジウムのねらいの紹介に続き、医療等情報の利活用に関する政策に携わる2名の政府関係者による講演、当センターの平成28年度における研究成果の紹介等が行われました。

当日の講演資料は、写真下の各演題をクリックすることでご覧いただけます。

P1020280

安藤真
理事・副学長

開会挨拶

P1020292

大山永昭
社会情報流通基盤研究センター長

ASISTの研究活動の概要と
シンポジウムのねらい

P1020306

岸 洋祐 総務省 情報通信国際戦略局
情報通信政策課 課長補佐

医療分野における
公的個人認証サービスの利活用

P1020328

江崎 禎英 経済産業省 商務情報政策局
ヘルスケア産業課長

生活習慣病における対応と
健康・医療情報の活用

P1020376

鈴木 裕之 東京工業大学
科学技術創成研究院 助教

受診履歴を利用した
医療情報参照の実現手法

P1020384

小尾 高史 東京工業大学
科学技術創成研究院 准教授

受診履歴管理のマイナポータル連携と
オンライン保険資格確認端末の
機能の拡張

P1020395

永田 和之 東京工業大学
科学技術創成研究院 特任准教授

ブロックチェーンにおける
本人性確認の方法に関する考察

P1020384

益 一哉 東京工業大学
科学技術創成研究院長 教授

閉会挨拶

P1020334

HEASNET様 パネル展示の様子

医療等分野の
ネットワーク相互接続(IX接続方式)

P1020342

IBM様,NTTデータ様 デモ展示の様子

スマートフォンへの
利用者証明機能のダウンロードデモ

P1020334

東京工業大学 デモ展示の様子

「保険資格確認用端末を用いた
受診記録生成デモ」

 

158名余の方にご来場いただきました。誠にありがとうございました。

東京工業大学は、『第7回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム ~マイキーくんがつなぐ医療情報~』を以下のとおり開催いたします。

■日時: 平成29年4月25日(火)13:30~16:25 予定 (受付:12:30〜)

■会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
http://www.titech.ac.jp/maps/ookayama/ookayama.html
    (20番の建物の2階に西9号館の玄関があります。)
アクセス http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html

■参加費: 無料

■主催: 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター

■趣旨:
東京工業大学は、平成21年12月、情報通信技術(ICT)を活用して社会的な課題解決を図ることを目指した研究及び政策提言を行うことを目的として、旧ソリューション研究機構の下に社会情報流通基盤研究センターを設置しました。当センターは、平成28年4月1日から旧ソリューション研究機構等を発展的に再編して発足した科学技術創成研究院の下に置かれ、引き続き研究を実施しています。

当センターの研究活動に関連する政策動向として、受益と負担の均衡のとれた社会保障制度の実現を目的として成立した「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」及び関連法案の施行により、平成28年1月、公的個人認証機能が実装されたマイナンバーカードの交付が開始され既に1千万枚を超えるカードが交付されるとともに、公的個人認証サービスについては「電子署名」機能に加え「電子利用者証明」機能が追加され、その検証者の範囲が従来の行政機関等に加え総務大臣が認定する民間事業者も含まれることとなりました。このため、医療等分野を含む様々な分野において公的個人認証サービスの利活用が期待されており、総務省を中心に様々な実証実験が実施されています。また、医療等分野においては、厚生労働省を中心に医療保険におけるオンライン資格確認システムの導入に向けた検討等が進められており、平成28年10月、厚生労働省「保健医療分野におけるICT活用推進懇談会」において、国民・患者本人中心のオープンな情報基盤である「Person centered Open PLatform for well-being; PeOPLe(仮称)」の構築の必要性について提言がなされました。更には、経済産業省においても、個人の健康・医療情報を活用した行動変容に向けた実証事業が平成28年度に実施されました。

こうした認識の下、今回のシンポジウムでは、政府関係者から最新の動向についてご紹介いただくとともに、当大学での課題解決のための研究の成果について紹介し、今後の方向性を展望します。

■プログラム:(敬称略)
13:30~13:35 開会挨拶(5分)
安藤 真 東京工業大学理事・副学長
13:35~13:55 ASISTの研究活動の概要とシンポジウムのねらい(20分)
大山 永昭 東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター長
13:55~14:55 政府における取組(各30分×2名)
小笠原 陽一 総務省 情報通信国際戦略局 情報通信政策課長
        「医療分野における公的個人認証サービスの利活用」

【概要】国民の身近な分野におけるマイナンバーカード(公的個人認証サービス)の利活用を推進する観点から、医療分野における利活用プロジェクトについての取組状況や、スマートフォンへの対応状況を説明する。

江崎 禎英 経済産業省商務情報政策局ヘルスケア産業課長
        「生活習慣病における対応と健康・医療情報の活用」

【概要】国民医療費の3分の1を占める生活習慣病への対処は重要な課題である。経済産業省では糖尿病を対象にIoTを用いて高品質のデータを収集し、個人の生活習慣や行動を変容させる試みを昨年度より開始しており、その概要を紹介する。

14:55~15:15  東京工業大学における研究成果①
鈴木 裕之 東京工業大学 科学技術創成研究院 助教
        「受診履歴を利用した医療情報参照の実現手法」

【概要】本発表では、マイナンバーカードを利用したオンライン保険資格確認を応用することで、患者の受診履歴を記録し、この受診履歴を元に患者の医療情報参照を実現する仕組みについて解説する。

15:15~15:25  デモンストレーション・展示概要紹介
15:25〜15:40  休憩
15:40~16:20  東京工業大学における研究成果②(各20分×2名)
小尾 高史 東京工業大学 科学技術創成研究院 准教授
        「受診履歴管理のマイナポータル連携とオンライン保険資格確認端末の機能の拡張」

【概要】現在我々は、保険資格確認の際に発生する情報をもとに受診履歴管理を実施する仕組みの検討を進めているが、本発表では、その仕組みの実現を目指したマイナポータル連携や保険資格確認端末の更なる機能の拡張の検討状況を報告する。

永田 和之 東京工業大学 科学技術創成研究院 特任准教授
        「ブロックチェーンにおける本人性確認の方法に関する考察」

【概要】ブロックチェーンを活用した新しいサービスの創出に資するよう、ブロックチェーン上で本人性を確認する方法として、公的個人認証サービス(JPKI)を利用する場合の基本的な考え方及び処理手順について紹介する。

16:20〜16:25 閉会挨拶
益 一哉 東京工業大学 科学技術創成研究院長 教授
16:25 閉会
※ 講演者・演題等は変更される場合がありますので、予めご了承願います。

■参加申込み方法:
シンポジウム申し込みページより申し込みいただくか、②以下の要領で電子メールをシンポジウム事務局あてお送りください。(申込締め切り:4月21日(金))
但し、定員となり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。
<電子メールでの申し込みの場合の要領>
・記載事項: [1]氏名 [2]所属企業・機関名 [3]メールアドレス
・メールの件名:「ASISTシンポジウム申し込み」
・送信先アドレス: asistsympo-r”atmark”isl.titech.ac.jp

■お問合せ先:
東京工業大学 科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター
電話:045(924)5177 E-mail: asistsympo-q”atmark”isl.titech.ac.jp

東京工業大学・社会情報流通基盤研究センター(センター長 大山永昭教授)は、平成28年4月22日(金)、大岡山キャンパスのデジタル多目的ホールにて「社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム」を開催し、120名余りの方々にご参加いただきました。

今回のシンポジウムでは、本年1月から個人番号カードの交付が開始されたことを踏まえ、「「マイキーくん」が支える便利な社会」をテーマとしました。開会挨拶、シンポジウムのねらいの紹介に続き、個人番号カードの民間活用に関する検討に携わる2名の政府講演者による講演及び当センターの平成27年度における研究成果の紹介が行われました。

当日の講演資料は、写真下の各演題をクリックすることでご覧いただけます。

P1020280

安藤 真 理事・副学長

開会挨拶

P1020292

大山永昭
社会情報流通基盤研究センター長

ASISTの研究活動の概要と
シンポジウムのねらい

P1020306

道祖土直美総務省情報通信国際戦略局

情報通信政策課制度係長

公的個人認証サービスの
利活用推進に向けた取組

P1020328

佐々木裕介厚生労働省政策統括官付

情報政策担当参事官

医療等分野におけるICT施策の
動向について

P1020376

小尾高史東京工業大学准教授

公的個人認証サービスの
新たな利用シーンへの展開

P1020384

福田賢一東京工業大学特任教授

医療保険の資格確認における
公的個人認証サービスの活用に関する考察

P1020395

角憲祐国立印刷局銀行券部
研究開発管理グループ主査
(前・東京工業大学特別研究員)

券面の可変情報を起因とする
ICチップ内情報の読出しに関する研究

P1020334

一般社団法人ICTまちづくり共通プラットフォーム推進機構様のデモ全体説明

公的個人認証サービスを活用した
母子健康情報サービスの提供

P1020342

デモ展示の様子

 

120名余の方にご来場いただきました。誠にありがとうございました。

本日(2016年4月1日)より、科学技術創成研究院が発足いたしました。
これに伴い、本センターは、科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センターとなります。
体制等に変更はございませんので、今後も引き続きご支援のほどよろしくお願いいたします。

東京工業大学

科学技術創成研究院

カレンダー

2024年4月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930  

〒226-8501
神奈川県横浜市緑区長津田町4259-R2-55
科学技術創成研究院 社会情報流通基盤研究センター
TEL: 045-924-5177