研究部門紹介
情報流通基盤システム共同研究部門(NTTコミュニケーションズ共同研究部門)
行政機関や医療機関等が管理している個人情報を、本人が自ら必要に応じて取得・確認・利活用できる安全確実な社会情報流通基盤(電子私書箱)を整備すること目指し、その仕組みについて研究しています。これにより、全ての国民が効率的で利便性の高い行政サービスや地域を問わず質の高い医療サービスを受けることを可能となります。
電子行政に関する研究部門(像情報工学研究所 電子行政システムケア工学寄附研究講座)
社会保険、特許、税、登記、雇用等のあらゆる分野において、電子行政を支える種々の情報システムが政府等で運用されていますが、これらの調達においては、費用対効果が低い、刷新が遅れる、といった様々な問題が生じており、これを解決するための調達の在り方を研究しています。これにより、電子行政における新たなITガバナンスが確立できるようにすることを目指しています。
⇒ これまでの活動状況
社会保障サービスに関する研究部門
昨今の少子高齢化の進行による社会保障費の増大は喫緊の課題となっており、我が国の社会保障制度を今後とも持続可能な制度とするためにも予防・自立支援に重点をおく政策が推進されています。当部門では生活習慣病の予防を視野に入れた生涯を通じた健康・医療情報の利活用を提案し「個人が自らの健康情報をインターネット等を通じて自由に閲覧・入手・が可能なシステム」の研究を行い、社会保障政策への提言を目指しています。