東京工業大学は、「第4回 社会情報流通基盤研究センター・シンポジウム ~ICTが行政、ビジネス、医療を変える~」を以下のとおり開催いたします。
■日時: 平成26年4月15日(火)13:30~16:15(受付12:30~)
■会場: 東京工業大学 大岡山キャンパス 西9号館 デジタル多目的ホール
http://www.titech.ac.jp/about/campus/o_map.html?id=03
(28番の建物の2階に西9号館の玄関があります。)
アクセス: http://www.titech.ac.jp/about/campus/index.html
■参加費: 無料
■主催: 東京工業大学 ソリューション研究機構 社会情報流通基盤研究センター
■趣旨:
東京工業大学は、情報通信技術(ICT)を活用して社会的な課題解決を図るソリューションに関する研究及び政策提言を行うことを目的として、平成21年12月、ソリューション研究機構の下に社会情報流通基盤研究センターを設置しました。
平成25年5月、「行政手続における特定の個人を識別するための番号の利用等に関する法律」(番号法)が成立し、これに適切に対応した情報システムの整備・活用が求められています。
こうした中、政府では、行政情報システム改革の一環として、自治体クラウドの取組を加速させることとしていますが、その際、ビジネスプロセス管理(BPM)の手法を活用し、現行の業務フローの棚卸し・標準化を徹底することで、パッケージシステムのカスタマイズを必要最小限に抑制し、システム調達コストの一層の低減を図ることが期待されます。
また、番号法の成立に伴い、公的個人認証サービスの民間活用が可能となることから、従来の電子署名と今回追加される利用者認証の機能とを活用した新たなビジネスモデルの創出が期待されます。
さらに、次の課題として、今回導入された社会保障・税番号制度と並行して検討されてきた医療等分野における番号制度についても制度化を進め、安全な医療情報連携を可能とし、生涯にわたる個人健康管理システムを実現することも期待されます。
今回のシンポジウムでは、こうした認識の下、「ICTが行政、ビジネス、医療を変える」をテーマに、政府の最新の動向についてお話しいただくとともに、当大学での課題解決のためのソリューション研究の成果について紹介し、今後の方向性を展望します。
■プログラム:(敬称略)
13:30~13:35 開会挨拶
小林隆夫 東京工業大学 ソリューション研究機構長
13:35~13:55 シンポジウムのねらい
大山永昭 東京工業大学 社会情報流通基盤研究センター長
13:55~14:45 政府における取り組み(各25分)
増田直樹 総務省 自治行政局 地域情報政策室長
「電子自治体の取組みを加速するための10の指針について」(仮題)
望月明雄 総務省 自治行政局 外国人住民基本台帳室長
「公的個人認証サービスの民間活用への期待」(仮題)
14:45~15:00 東京工業大学における研究成果①
小尾高史 東京工業大学 像情報工学研究所 准教授†
「HPKIと連携する医療用ネットワーク制御アプリケーションの開発」
15:00~15:15 休憩
15:15~16:15 東京工業大学における研究成果②(各20分)
夏目哲也 総務省 行政評価局 上席評価監視調査官
(前・東京工業大学 像情報工学研究所 特任准教授†)
「政府ビジネスプロセス管理手法の導入とその効果検証」
藤田和重 東京工業大学 ソリューション研究機構 特任教授
「公的個人認証サービスを用いた官民連携の可能性について」
平良奈緒子 東京工業大学 像情報工学研究所 研究員†
「生涯にわたる個人健康管理システムの実現」
†ソリューション研究機構 協力教員
16:15 閉会
※ 講演者・演題等は変更される場合がありますので、予めご了承願います。
■デモ展示のお知らせ:
会場のホール入口付近において、「HPKIと連携する医療用ネットワーク制御アプリケーション」のデモ展示を予定しています。
■参加申込み方法:
①シンポジウム申し込みページより申し込みいただくか、②以下の要領で電子メールをシンポジウム事務局あてお送りください。(申込締め切り:4月10日(木))
但し、定員となり次第締め切りとさせていただきますので、ご了承ください。
<電子メールでの申し込みの場合の要領>
・記載事項: [1]氏名 [2]所属企業・機関名 [3]メールアドレス
・メールの件名:「ASISTシンポジウム申し込み」
・送信先アドレス: asistsympo-r[atmark]ssr.titech.ac.jp
■お問合せ先:
東京工業大学 ソリューション研究機構 社会情報流通基盤研究センター
電話:045(924)5177 E-mail: asistsympo-q[atmark]ssr.titech.ac.jp